
日本の四季の行事とそれぞれの時季にまつわる和菓子をご紹介します。
表記例:【四季の行事、節句など】、[二十四節季]、季節の和菓子


【お年賀】
[小寒(しょうかん)]
冬至後の15日目。寒に入り、寒さが厳しい時期。
[大寒(だいかん)]
寒の真ん中で、一年で最も寒い時期。
花びら餅
雪うさぎ餅
松竹梅鶴亀の上生菓子

【節分】
[立春(りっしゅん)]
二十四節気の最初の節。八十八夜、二百十日など、すべて立春の日から数えます。この日より春とされます。
[雨水(うすい)]
忍びよる春の気配に草木がよみがえる、の意味で、農耕の準備を始める目安とされています。
小春餅

【上巳(じょうし)の節句(雛祭り)】【卒業式】
[啓蟄(けいちつ)]
啓蟄啓戸「蟄虫(すごもりむし)戸を啓(ひら)く」の日。冬ごもりの虫が地中からはい出るころ。
[春分]
この日を中日として前後それぞれ3日、すなわち7日間が春の彼岸。お彼岸の中日にあたります。
お雛様セット
菜の花餅
桜餅
紅白まんじゅう(卒業式用)

【入学式】【お花見】
[清明(せいめい)]
春分から15日目。清浄明潔の略とも言われ東南風の吹く春のよい季節という意味。西の地方では桜が見ごろです。
[穀雨(こくう)]
清明の15日後。雨が百穀をうるおし芽を出させるという意味。
菜の花餅
桜餅
紅白まんじゅう(入学式用)

【端午の節句】
[立夏(りっか)]
この日より夏とされ、春分と夏至の中間にあたります。暦の上ではこの日から立秋までが夏です。
[小満(しょうまん)]
草木が茂って天地に満ち始めるの意味。
柏餅
ちまき
わらび餅
わらびまんじゅう


【和菓子の日】
[芒種(ぼうしゅ)]
芒を持った植物(稲や麦など穂の出る穀物)の種をまくころ。田植えの時期です。
[夏至(げし)]
芒種の15日後。昼間の時間が1年で一番長い日です。
わらび餅
わらびまんじゅう
水まんじゅう
若鮎


【七夕】【お中元】【お盆】【夏の土用】
[大暑(たいしょ)]
極熱の盛んなる時で、この最も暑い時期を乗り切るために、土用の丑の日にウナギを食べる風習が生まれた。
わらび餅
わらびまんじゅう
水まんじゅう


【帰省土産】
[立秋]
最も暑い時期ではありますが、朝夕は秋の気配が感じられます。
[処暑(しょしょ)]
暑さが落ち着く時期の意味。朝夕は涼風が吹きわたる初秋のころ。
わらび餅
わらびまんじゅう
水まんじゅう

【重陽の節句】【十五夜】【敬老の日】
[白露(はくろ)]
草木には露が宿り、秋の気配が感じられます。
[秋分]
秋の彼岸の中日。昼夜の長さが等しくなり、秋の夜長が始まります。
わらび餅
わらびまんじゅう
水まんじゅう
お月見だんご
赤飯まんじゅう


[寒露(かんろ)]
本格的な秋の始まり。
[霜降(そうこう)]
霜が降り始めるころ。紅葉は見ごろになります。
栗むし羊羹
銀杏餅


【大名行列】【七五三】【お歳暮準備】
[立冬]
陽の光が弱まり、冬の訪れを感じ始めます。
[小雪(しょうせつ)]
寒さが深からず、雪まだ大ならざるの意味。冬の到来。
銀杏餅
大名きんつば(11月第2日曜日)


【お歳暮】【帰省】
[大雪(たいせつ)]
日本海側や北国では本格的な雪が降り始める頃。
[冬至]
一年中で昼がいちばん短く、夜がいちばん長くなる日。
いちご大福
トマト大福
雪うさぎ餅